カントン包茎のデメリットは多数!どんなことで悩む?

真性包茎は手術するべき包茎ですが、カントン包茎に関してはどうなのでしょうか。ここではカントン包茎に伴うデメリットと悩み、重大なトラブルを招くケース、性生活や男性機能への影響などについて紹介しています。包茎の症状は人によって異なり、手術を要する症状もあれば放置してもよい症状もあります。

日常生活に多くのデメリットを感じているのであれば、手術をしたほうが結果的に楽になるはずです。カントン包茎に由来する悩みを自分なりに思い起こしてみて、解消するべきか判断してください。パートナーがいる男性は、相手のことも考慮して決める必要があるでしょう。

カントン包茎で最も困ることは

カントン包茎は仮性包茎と間違われやすいですが、一般的に仮性包茎よりも重度で真性包茎より軽度な症状を指します。平常時・勃起時ともにスムーズに苦痛なく剥けるのであれば問題なく、この場合は仮性包茎に該当します。これに対して剥くことができるけど苦痛を伴い、元に戻すのが大変という状況ならカントン包茎だと考えられるでしょう。

カントン包茎は子どもによく見られますが、成長して陰茎が大きくなると問題が発生してくることがあります。最大のデメリットは包皮を剥くのが大変になることで、入浴時に洗えないようだと非常に困ります。恥垢は強烈な臭いを発しますし、亀頭包皮炎や性感染症の引き金にもなるため、パートナーから嫌がられる原因にもなるのです。

剥くときにやや抵抗があるけど、特に問題なく露出する状況なら大丈夫です。一方で剥くたびに痛みを伴うようならば治療を考える必要があります。よくあるパターンは平常時は普通に剥けるけど、勃起すると剥けなくなることです。

また勃起すると包皮が元に戻らず、勃起が収まるまで待たないといけないという人もいます。この状態が続くと亀頭が圧迫されて、赤く腫れてしまうので注意が必要です。

重大な問題に発展するケースがある

ごく軽度のカントン包茎に関しては、生活に支障は出ないかもしれません。問題があるのは中度以上であり、剥く習慣が極端に少ないとなおさら剥けなくなるのです。その日によって剥けたり、剥けなかったりする人もいます。

無理に剥くと包皮が裂けたり、亀頭が血流障害を引き起こして壊死したりする可能性もあります。亀頭が極度の圧迫を受けると、陰茎機能が喪失する可能性も皆無ではありません。腫れがひどくなっている状態ならば早急に治療を受ける必要があるでしょう。

入浴中に包皮を剥いて洗浄し、戻そうとしたらなかなか戻らなかったという方は、すでに中度以上のカントン包茎だと考えられます。無理をして剥いている状態だと、裏筋の部分が切れてしまう可能性があります。ここは非常に敏感な部位であり、一度でも経験するとトラウマになるほどです。

排尿時にも痛みを伴いますし、しばらくは剥くこと自体が困難になるケースもあります。裏筋が切れると習慣化しやすく、頻繁に切れるようになる人もいます。平常時に問題なく剥ける人でも、勃起すると剥けなくなるケースは少なくありません。剥いている最中に勃起して戻らなくなった経験がある男性は、治療を検討するのが好ましいでしょう。

見た目が恥ずかしくて手術を受ける男性は多い

カントン包茎にコンプレックスを感じている男性は多いです。無理をしないと剥けない状態であり、日によってはまったく剥けなかったりします。そのため恋人との性生活を改善させるために手術を決める男性が大勢います。劣等感があると自信を喪失し、男らしさが減退していく人もいるのです。自分らしさを取り戻すためには、コンプレックスを解消するのが一番です。

カントン包茎は早漏の原因にもなりやすく、それは包皮を被っている時間が長いことが関係しています。亀頭は衣服と接触することで強化され、次第に皮膚化していくのです。包皮を被っている状態だと亀頭が敏感なままであり、すぐに射精する状況を招きやすいです。性行為の経験はそれなりにあるのに、3分未満で射精するようならカントン包茎が原因かもしれません。

ほかにもカントン包茎により陰茎が圧迫され、短小を形成する場合もあります。亀頭が包皮で押さえつけられている状態では、十分に膨張できなくなるのです。真性包茎ほどではありませんが、カントン包茎は短小を招きます。手術をして治すことで亀頭が大きくなり、また長さも伸びることが多いです。カントン包茎の手術を受ければ、いくつものデメリットが解消するのです。

まとめ

カントン包茎は包皮が剥けにくい状態を招き、恥垢を蓄積させる原因になります。恥垢は悪臭に加えて炎症や性感染症の原因になるため、溜め込まない対策が必要です。また包皮を無理に剥いて戻らなくなると、包皮の裂傷や機能喪失などを招くことがあります。普通に剥くのが難しい状態にあるなら、正常な陰茎とは言えません。

ほかにも健全な性生活をするうえでデメリットを感じる男性が多く、手術を受けるケースが目立ちます。早漏や短小などを誘発する原因にもなりますので、陰茎を強化したい方は包茎手術を検討してください。仮性包茎は治療が不要ですが、カントン包茎の場合は話が違ってきます。

参考サイト
カントン包茎のリスクを知って手術をしたい方へ
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